御影郷その2 ㊃

立ち姿が美くしい
備前焼の壺です


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口径 60.0センチ
器高 102.6センチ
胴経 81.0センチ


備前焼の特徴 赤銅色がすばらしく
堂々としてます


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白鶴酒造の石屋乙蔵が
阪神淡路大震災で倒壊して
その後、発掘調査した際に
完形の状態で出土したそうです


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捻土 御誂也 上々
(ひねりつち おあつらへなり じょうじょう)
この線刻は
特別な土を使用して最高のつくりをした
注文品であるという品質保証の意味

製作された年代は
文禄年間(1592~1595)

歴史的価値 大です


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白鶴の歩み

ふむふむ
じっくり読んでみましょう


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1929年
御影公会堂建設に賛助したと載ってますね

その前後
1927年 私立灘中学校・灘高等学校設立
1934年 「白鶴美術館」開館


灘校の設立に
白鶴酒造が資金提供とは
ぜんぜん知らなかった

灘校に通ってる賢い子たちは
知ってるんだろーか などと 思う

しかし その2年後に御影公会堂資金寄付
その5年後に美術館~

酒造会社ってお金持ちですね


そういえば去年の夏に記事にした
ライト設計の旧山邑家住宅(現在ヨドコウ迎賓館)は
酒造会社 櫻正宗 社長の別宅であった~


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記念写真撮影コーナー
セルフタイマー用の台まであります

左には撮影用法被あり
右端ではトキオのリーダーが笑顔
ツーショットできますよ


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顔出して写す小道具もあり
右には大正レトロ風ポスター

実物はこちらです↓


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つづきます


今日の日めくり
『涙は悲しみのもの言わぬことばである』 ボルテール

御影郷その2 ㊂

資料館案内パンフレット
6か国 7タイプ


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日本語 英語 中国語(簡体語・繁体語)
韓国語 ベトナム語 タイ語


酒蔵めぐり3件目であるが
ここまで
たくさん用意してるとこは初めて

すごいです
白鶴酒造さん


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では
順路にそって見ていきましょう


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ひねり餅ですね
蒸米の蒸し具合を調べるために
型に入れて掌で押しつぶすもの

酒造メーカーによって
形や模様に特色があるようです


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こぶりな脚立みたいですが
「猫」って名前がついてます

醪の泡消し作業の時に
使われたそうです


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きき猪口箱(ききちょこばこ)

酒造りの人が使用する利き酒のお猪口は
そーとー大きい
わたしがお土産で買ったものの
倍以上あるような

この 箱のデザインが気に入った
自宅用に 欲しいと思う


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鏡開き
その説明コーナーです


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酒の表面を鏡に見立てて
木槌で叩いて「鏡を開く」

残念ながら私
そんな経験したことがない

樽の香りかぐわしい升酒を
クイってしてグビグビしてハーって
してみたいデスね


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陶器製の樽で白壺(はくこ)
日本酒にもこういう容器があるとは
新鮮な驚きです


ガラスケースに入った
ラムネ色の瓶は
一升瓶ならぬ二升入り瓶!
下のほうに蛇口のようなのがあって
コルクで栓してあります

これまた初めて見ましたね
きっと
重くて持てないから蛇口があるのでしょう


右にチラって見えてるのは斗瓶 
びっくりです
一升瓶の10倍~

いろいろ見れて楽しいです


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つづきます


今日の日めくり
『いちばん多忙な人間がいちばん多くの時間を持つ』 ビネ

御影郷その2 ㊁

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白鶴酒造資料館
もうすぐみたいですね


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工場の強大なタンクです
日本酒が入っているのでしょう


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住吉川のむこうが
魚崎郷だと思います


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おおお でかい看板
ありがたい


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この長い塀は
資料館っぽいです

カメラ片手にキョロキョロ歩いてる私に
白鶴の作業着を着た人が
みな 
「こんにちは」
って 声をかけてくれる

こういうのは やはり
うれしいものデスね


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白鶴の工場に
隣接してます


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白鶴酒造資料館
です

なにか稲が植えてあります
山田錦でしょうか


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おおお この雰囲気~
焼杉の壁がよいのです


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酒樽が
迎えてくれました


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ししおどしの
石を打つ音が涼しげ


では
中に入りましょう


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つづきます


今日の日めくり
『約束は必ず守りたい 人間が約束を守らなくなると
社会生活は出来なくなるからだ』 菊池寛

御影郷その2 ㊀

灘の酒蔵めぐり
第三弾です


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神戸 阪神御影駅から
南東へ歩いていたら
43号線を超える手前に
かわいい花あり


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寄ってみた
なんて名前なんだろう


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そばで 山茶花の実が
たわわになってる


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おっ ここは
剣菱酒造ですね


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酒林と幟
SINCE1505年は すごいです

この剣菱のロゴマークは
500年以上かたちを変えていない

現代においても心揺さぶられる
優れたデザインであるとして
2016年の
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞です


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建物は現代風ですが
色調が酒蔵のイメージです
シャッターの上に注連縄があるから
あの中に酒蔵があるのでしょうか


剣菱と言えば、もともとは伊丹
伊丹は「清酒発祥の地」
外壁が焼杉の雰囲気いい酒蔵があって
地ビールも美味しいらしいので行ってみたい

その剣菱のウェブサイトで
面白いのをみつけました

「伊丹の酒、今朝飲みたい」
(イタミノサケ、ケサノミタイ
=上から読んでも下から読んでも同じ言葉)


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剣菱さんのむこうに
菊正宗の看板が見える

酒蔵の町ですねぇ


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おおお どっしりとした
歴史感じる石造りの建物


宮内庁御用達
菊正宗酒造株式会社


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つづきます


今日の日めくり
『今日という日の再びきたらざることを思え』 
ダンテ

御影郷㊁

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中に入りました
外国からの観光客の人が多い


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こちらは
株式会社神戸酒心館
「福寿蔵 」


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緑の奥にはお食事処
瓦屋根がよいですね


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建物に入ると
すぐ酒造り工程などのパネルあり
読んでみましょう ふむふむ

灘が「日本一の酒どころ」として栄えた理由が
いくつかあげられてます

・宮水 
他地方の酒造水に比べ、リンの成分が約10倍と多く
アルカリ成分も豊富、鉄分が極めて少ない

・水車
当地は六甲山と海がせまり川は急な流れで
たくさんの水車小屋がありました。全国で初めて精米に水車による
動力を利用して精白度を高め酒の品質が飛躍的によくなり
大量の精米が可能となった

・樽廻船  海が近い
・六甲おろし  酒造りには寒気が必要
・杜氏  丹波や但馬の杜氏の技術力

などなど

いろんな条件がそろって
「酒どころ」と言われるようになったのですね


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「ノーベル賞公式行事で
提供される日本酒」

このお酒が一番人気で
みんなこれをお土産に買っていました

720ml
1,728円(税込)なり


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では利き酒コーナーへ
気持ちが・・・はやってしまってて
写真撮るの忘れてしまった(汗)

小さなカップに入れ予め置いてる試飲タイプではなく
こちらが望んだものを飲ませてくれるのだ
(キャー♪なんてシアワセ)

いざ 私はカウンターへ

 原酒を試飲したいのですが

 「ガツンの辛口と、まろやかとありますが、どちらを」

 ガツンがよいです

ガツンは思いっきりガツンで美味しかったなぁ
切れ味の良い辛口で

 「こちらも辛口ですが、飲んでみますか」

 いただきます

おおお これもおいしい
かぐわしい
花のような 果実のような香りがする


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いくつか飲んで気分は春爛漫
さてと
お土産はどれがいいかな
たしかコレはさっき飲んだお酒のはずだワ
手にとって買い物かごに入れてたら


 「お客さーん、それ試飲されてませんよぉ
 飲んでみませんか」

 えっ?そうなんですか
 ハイ 飲みます

なんてプロフェッショナル!
私は感激してしまった

で 試飲することに

 おっ少し香りにクセがありますね
 でも おいしい

飲み干してたら、涼しげなボトルが視界に入って

 わたし、あのお酒 試飲しました?

 「いえ、まだですよ。飲まれますか」
 
 いただきます



全部で6種類ぐらい利き酒して
頭の中は パラダイス銀河~~~


福寿の利き酒担当の人は
なんて
いい人なんだろう

ものすごい
ファンになりました


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今日の日めくり
『笑われて笑われて つよくなる』 
太宰治